「軍神の系譜」の景勝君
これは、御館の乱に至る経緯が「フィクション」ですが、よく出来たお話だと思っております
北条家にいて、あまり幸せな待遇を受けなかったサブちゃんが、越相同盟の為にケンシーンの元に人質としてやってきますが、
折角ケンシーンの養子になっても、なんとなく「飼い殺し」的な待遇を受けるやはり可愛そうなサブちゃん
しかも、養父はとても恐ろしい人と来たから、サブちゃんは震えっぱなしです^^;;
一方、父をケンシーンに殺されて、母がケンシーンの姉だと言う事で、同じく養子になった景勝君・・・・
こちらは、「上田衆」という自軍も持っているので、ケンシーンの「恐ろしさ」には負けない!という気骨ある青年に描かれております。
同じ「ケンシーンの養子」という立場が二人の絆を結び、強める事となります
↑ここが、他の小説とは違う所!
この小説の景勝君&サブちゃんは、強い絆で結ばれているという設定で、カゲカツィストでもサブファンでも、楽しく読める本かと思います^^
御館の乱の時、サブちゃんが景勝のために、ひいては越後のために「人身御供」的に、反景勝派の旗頭になります。
そのシーンは、私には「浪花節」に見えたわけでして、こんな絵になってしまいました^^;;;
最初、この小説では、景勝君が悪役で書かれる予定だったようですが、リアル景勝君が「清廉な行動」を取っていたために、それは変更されたのだとか・・・・
やはり、人は死んでからも、生きてきた行動が影響されるんだなあ・・・と。ふと思いました


・・・ああ、何を書いているか、自分でも分からなくなってきた(爆)
    
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